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Sketch

ーもしも愛がすばらしいなら

性暴力ー「私」が語りだした時

あなたのタイミングで、読んでください。

 数年前から、子どもの頃に起きた性暴力について、語り始めた。もちろん、みんな信頼できる人だった。

 

その時、悲しいのは「実は私もね、、」と声が語られることの多さだ。語ってくれるのは大事なことだと思う。けれど、これほどまでに性暴力が社会に蔓延し、そしてそれを重要な問題だと考えない社会に、いつも怒りや悲しみ、虚しさ、悔しさでいっぱいになる。

 

大人になってからもあった。私は私を責めていたから、話し始めたのはもっと後だ。今なら分かる。「私のせいなんかじゃない」と。

 

子どもの頃の性暴力が、もしもある国のように、大人になってからでも訴えることができたなら。年齢限らず、心を殺すような性暴力が、もしもきちんと犯罪として認識されるのなら。そして、性暴力を悪だと、1000%、加害者の責任なんだと認識される社会ならば。そう思えない社会を問題だと感じる社会ならば。

 

少なくとも、少しだけ、前を向きやすくなる人が増える。ケアもきっと充実するだろう。数字に現れにくい犯罪。人の心を深く傷つける犯罪。

 

私はずっと、関わっていく。変えていく。