Sketch

ーもしも愛がすばらしいなら

29歳。初めての彼女ができました。

恋人ができました。


私が一番大事にしているものを、与えてくれた人でした。
2人で一緒に、大切にしたいものを大切にしながら、生きていきたいと思うようになっていました。

 


私は今まで、次の世代ーー今を生きている子どもたちが生きやすい社会を心底願って、自分にできることをしたいと思っていました。

もちろん、年齢関係なく、セクシャルマイノリティが生きやすい社会を願っていますが、特に子どもたちに対して、少しでも生きやすい社会をつくりたい、という想いが強かったと思います。

 

でも、今、彼女ができて。

大好きな人と一緒にいられる嬉しさの反面、人前で、堂々と手を繋げないことが、とても辛くて悲しい。何も気にせず、手を繋ぎたい反面、「怖い」と思ってしまう自分がとても悲しい。

 

人気がない道、ドキドキしながら繋いだ手を人が出た時に、勇気がなくて、瞬時に彼女の手を離してしまう自分が悲しい。

 

それが「普通(普段は敵視している言葉だけれども。)」でいられる社会にしたい、と今心底思う。

 

コツコツとセクシャルマイノリティが生きやすい社会をつくりあげるため、自分にできることをやっていくことが、そんな未来に、カップルが幸せでいられる社会、子どもが自分がおかしいのではと疑わない社会、そんな社会につながっていくのだと信じて、今を生きようと思っている。

 

けれど、やっぱり今、すごく悲しいし、そんな想いをしている人がたくさんいることがいることが、たまらなく苦しい。

 

だからやるしかないのだと、信じて、強力な仲間といつか堂々と手をつなげる社会を作っていきたい。

 

今、絶対にクローゼットから出てこれない友人たちがいるのを知っているから。

 

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すてきな恋人なので、レズビアンでよかったな、と心底思う今日この頃です。