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Sketch

ーもしも愛がすばらしいなら

【本】『カラフルなぼくら』ー丁寧に、心をこめて。

セクシャルマイノリティ ジェンダー マイノリティ性

とても丁寧に、関係者が精一杯心をこめて作った本なのだと、読んだ後に感じた。

そして、学ぶことも多かった。

ジェンダーセクシャリティ、既成概念、その人がその人であるということ。

 

けれど。トランスの人に周囲が抱えさせる生きづらさもそこにはあった。

本の中で、電通総研が2012年に行った調査について記載されていた。

トランスジェンダー/トランスセクシュアルの人は4.1%。

日本の総人口を1億2700万人として単純計算すると、約521万人だと。

 

何人の子どもたちが、人間が、それを抱えさせられているのだろうか。悲しくなる。

そして、本で紹介されているようなサポート体制がないこの国。

 

けれど、この本はとても明るい本でもある。

それは、編者も含め、出てくる子たちが、みんな魅力的だからだろう。

 

とても、とてもすてきな、多くを教えてくれる本だった。もっと自由になっていいよ、と教えてくれる本でもあった。