Sketch

ーもしも愛がすばらしいなら

冬のレインボー/袖口に隠す”Pride”ゴムバンド

去年の冬、知人からレインボーのゴムバンドをもらった。とっても素敵で、それからいつも外に出る時は着けているような気がする。

 

でも、場所によっては到着してから外したり、長袖の中に押し込んで見えないようにしたりする。

 

今、レインボーは日本では(沖縄では?)ただの「柄」の可能性が高い。それでも、やっぱり隠してしまう私は、(しかも、ここで会う知人の多くは、ほとんど私がゲイだと知っているのに)もしもここで、レインボーが性的マイノリティの象徴だとされれば、Prideと書かれたこのバンドをつけるのをやめてしまうのだろうか。それとも怖がりながらつける?

 

できれば、誇りをもって、そのゴムバンドがつくられて、私の手まで届いた意味を体現するように、つけていたい。

 

ここでは、寒い冬も、数ヶ月もすれば終わる。その時、私はどういたいのか、どういられるのか、自分に問いかける。

 

弱くてもいい。ただそれが自分の出した答えだったのなら。