Sketch

ーもしも愛がすばらしいなら

友情が壊れるのが怖くて言えなかったと思っていたけど、自分を守ることが先立っていたのかもしれない〜タロットから

「男女の友情」なんてわざわざ言ったりするくらいに、時に、仲の良い男女の先の未来にあるのは「恋愛」とか「付き合い」だったりする。

 

どんなに大切に思っていても、恋愛とも違う。一緒に生きていくパートナーでもない。相手だって、多分、私が男だったのなら(正確には「男女はいつか付き合う」みたいな変な思い込みが周りになければ)、多分、友だちのままでいられただろう。「こいつとは違う」と周囲の声より、彼らの気持ちの方を大事にしただろう。

 

でも、もっと簡単だったのは、多分、自分が女の子が好きだと言ってしまうことだったんだろう。きっと、喜んで応援してくれたと思う。今でも友だちのままでいられたかもしれない。

 

もしきは、友情が壊れるのが怖くて、「好きだ」と、本当に大切に思っていて、恋をしているのだと、誰よりも大切にできたはずの女の子に伝えなかったのは。同性愛への偏見や友情を壊したくなかったことよりも、自分を守りたくて精一杯だったのかもしれない、と何度も考えた。

もしそうなら、あの時の自分には自分を守る必要があったのだと、今は思う。誰にも言えず一人で孤独に居る時に言うのは、私にはつらすぎただろう。

 

だけど、今、こうしてブログや、直接言える人たちがたくさんいてくれて、もうこれからは言い訳も、失うものの大きさも嘆かずに、自分の気持ちにできるだけ寄り添って伝えていけばいいのかもしれないと思った。