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ーもしも愛がすばらしいなら

【映画】ダラス・バイヤーズクラブの監督による愛の物語『カフェ・ド・フロール』

ダラス・バイヤーズクラブジャン=マルク・ヴァレ監督の作品、ということで見てみました。

 

色んな感情が湧き上がる映画で、余韻に浸りながら映画館を後にしました。生活音やいつも通りの帰り道が、まるで映画の中のようにドラマチックに感じました。

 

以下、感想の詳細です。

映画は二つの物語が交互に進行しています。フランス、ダウン症の息子と母。カナダ、前妻との二人の娘と新しい恋人と経済的にも余裕をもって暮らす男性。どちらの世界も丁寧に作りこまれていて、素敵でした。

 

この映画のすごく好きな点が、ありきたりな「親子の愛」や「恋愛」についてとりあげているけど、平凡なストーリーとして終わらないところです。

親子の愛も恋愛も、よく語られます。けれどその分、ある一定の常識の範囲内に収められることが多い気がします。強固な定形や倫理観があるような。ハリウッドだと特に。だからその定形自体にも疑問を投げかけるようなストーリーにハッとさせられました。


エンディングも、定形を崩した価値観を描くための素敵な仕掛けでした。体調もあり、中盤は少し長く感じたのですが、後半はまた映画の世界に入り込み、自分自身にも突きつけられました。

 

個人的にはドラマ『オーファンブラック~暴走遺伝子』に出ている女優エベリン・ブローシュが出ていて、その魅力あふれる美しさも見どころの一つとなりました。ビアンからみはないのですが、ドラマ効果で(勝手に)百合感を味わえました!!

 

ちなみにWikipediaによると、『ダラス・バイヤーズクラブ』より先に作られた映画でした。まだ見ていないジャン=マルク・ヴァレ監督作品も見てみようと思います!

 

映画『カフェ・ド・フロール』公式サイト