Sketch

ーもしも愛がすばらしいなら

繋がることの力

映画「パレードへようこそ」は素晴らしい映画だったけど、観る直前までは、実は気持ちがふさぎ込んでいた。

 

前日に雨宿りを兼ねてよったカフェで、隣の席のグループから「LGBT」という単語が聞こえてきたのだが、悲しくなるような内容だったのだ。

 

落ち着こうとコップを口に運ぼうとした手が震えていて、自分がとても動揺していることに気がついた。結局動揺は落ち着かずに、読んでいたまきむぅの百合のリアルをワタワタしながらかばんの中に戻した。

 

恨めしく思うより、社会が変わる少し前向きな方法を考えようと自分に言い聞かせて、納得したつもりだったけど、映画に行くのがすごく億劫にもなっていた。

 

幸いにも、友人達と約束をしていたおかげで素晴らしい映画を見ることができたし、映画の内容もそんな自分にとても役立った。

 

だけど、多分一番力強かったのは、自分でも消化しきれなかった出来事を、友人達に話すことができたことだった。共感してくれたり、聞いてくれる人がいて、安心して話すことができる。ただそれだけのことが、自分にとって支えになることを再認識させられた。